第四期生(2015年)鈴木琢人

2015年9月2日(水)

9月2日(水)
出勤8回目 鈴木 琢人

9/3.4日が祝日などで本日が出勤最終日だった。午前中は返品されたものを研磨する作業を行った。おばちゃん達が化粧品の話をしていたが、化粧品関係の単語を勉強したことがなかったため、全く何を言っているのか聞き取ることが出来ず残念だった。しかしパックなどはジェスチャーや顔という拼音を聞き取れ理解することができたので、話を広げることができた。やはり、単語を覚えている量が会話できるかできないかを左右させると思うので、日本に帰ってからもっと勉強したいと思うことができた。
午後も午前中の続きと塗膜を落としたものの研磨を行なった。

8日間の出勤で様々な仕事をさせていただいた。初めは研磨。前処理済みの部品にサビがあるのを一生懸命こすって落としたのが懐かしい。そのサビを落とさないといい塗膜ができないということも出発前に会長の座学で学んでいたので、重要な仕事だなと思いつつ行っていた。
また塗料がネジ穴に入らないようにする為に、マスキングテープや紙やすり、ネジを使い穴を塞いで行った。凄く地味な作業ではあったが、このような仕事をしてくれる人がいるからこそ、日本で色々な物が出回っているんだなと実感することができた。返品されたものの傷や凹凸を粗めのヤスリで削り、傷をなくす、平らにしたところで、塗膜がしやすいように細かいヤスリで整える作業は、返品されたものだから必ずどこかは悪いところがあるだろうとは思っているものの、そう簡単には見つけることが出来ず、見つけるのが大変であった。工人はすぐに見つけ削る為、作業がスムーズだった。
梱包は1番僕が好きな部門でした。
何しろおばちゃん達が1番話しかけてくれるし、面白い為、集中して仕事をしながら、中国語の勉強にもなり一石二鳥でした。日本の1円玉を前に来た日本人から貰ったみたいだったので、5円玉を2人の工人にあげ、日本では5円玉が凄く縁起のいいお金だということを伝えられたのが一番嬉しかったことです。
また1人のおばちゃんと好朋友になる事も出来、凄く充実した部門となった。

午後は午前中に行っていた研磨が終わればお世話になった方達へのお礼も兼ねて梱包に行きたいという話になっていたが、急に話が変わり違うところへ。
結局そっちの作業が長引き今までお世話になった方達に挨拶をできないまま終了となってしまった。
自分のせいでは無いが、お世話になった方達にお礼も言えなくて申し訳ない。ちゃんと挨拶をする時間を取っておいて欲しかった。最後に悔いの残る事になってしまい、非常に残念。
ここで体験したこと、買い物、会話、中国語の授業などは今後何らかの形で活かしていきたいと思う。これらの体験は滅多に出来ないことだらけで、本当にありがたい2週間であった。もし来年個人的な旅行などで中国に来る機会があったら、休憩の時でもお世話になった方達と話せればなと思う。
8日間お世話になりました。

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